どうしてもイヤなものに、犬猫の生体販売がある。
恵まれない環境にある犬猫がたくさんいると知っているからだ。
保護犬の譲渡の際、犬を飼う覚悟や環境はあるのか、飼い主の年齢はどうなのか?という、ものすごく厳しいようで、犬を飼うなら当たり前な条件確認がある。
ペットショップたるや一瞬で購入できる。カワイー&マネーでフィニッシュなのだ。
すごくかわいいのに今にも死が近づいている犬猫は、ちょっと調べればすぐ見つかる。すごくいる。
知られていないのが問題なのだ。
動物愛護系の活動団体はなんだか糾弾しているような、怖い感じの人が多くて、
本当はそっち側の理解をしてくれそうな層を遠ざけている気がする。とても残念なことだと思う。
動物のことに限らず、主張や表現の仕方ってすごく難しいなと、本当に思うのだ。
私だって表現者だから伝えたいことはたくさんある。
そのせいで誰かを悲しませていないか、反発を招かないかよく考える。
熟考を重ね、表現を柔らかくなるのは逃げではないと思う。
熟考を重ね、批判も受け止めるのも正しい。
ここのところ、きちんと考えず、腹をくくったふりをして勢いだけの人が多い。
なんなら過激なことをして炎上させているだけのような。
芸術じゃなくて、芸術を利用する力を感じるのだ。
声の出し方、表現の方法って本当に責任を持たねばならないと思う。
自分への戒めも兼ねて。