YABESOYの生活エッセイ  


住んでいる逗子のことやアートやデザインのこと、読んだ本など日記含め、いろいろ。


 


2020.0221「尻尾選手権」

好き嫌いはないほうがいいだとか、順位をつけるのは良くないだとか、あまりそういうものを私は好まない。

好き嫌いなんてただの価値観でしかなく、色々な出来事によって移り変わっていくのだろうし。私がトマトが嫌いで何が悪いのか。
順位なんていうものも競う側や採点する側含め、人それぞれなのだからあーだこーだ言わなくていいと思う。運動会はしっかり順位をつければよかろう。

そういったスタンスなので定期的に様々なものにランキングをつけ、その変動を一人で楽しんでいる私だが、
犬のビーグルのしっぽを最高に可愛いという気持ちは物心ついた頃から変わらない。
「犬」というものを認識して以来、ビーグルがしっぽ選手犬(選手権を持つ犬)不動の首位だ。
ちなみに、かっこ可愛い選手犬-ボーダーコリー、愉快選手犬-ジャックラッセルテリアあたりも長い事定番だ。

しっぽ選手犬となると、クルッと丸まった尻尾を持つ柴犬、ずんぐりボディからぴょんと飛び出るコーギー尻尾の魅力も堪え難いが、
やはり私にはビーグルだ。
小型犬にありがちな、尾長鶏然としたしなやかなしっぽをつ犬が世間で人気であろう事は察するにたやすいが、
「いかにも私は尻尾が立派です」なと言いたげなしっぽは敢えて好む必要はない。

ビーグルの尻尾を見かけるたびに、
なんで先っちょだけ白いのか見ているだけでうずうずするし、それでいてしっぽだけ悪目立ちしない全身との一体感があって落ち着く。

ちなみに、ビーグルを飼ったことはない。
親心という名の不正によってビーグルを尻尾選手犬チャンピオンにしているわけではないことを付け加えておこう。
ビーグルもしくはビーグルの尻尾特性を強く受け継ぐミックス犬なんてものを飼ってしまった日にゃあ、生活がままならなくなる可能性がある。
(かっこ可愛い選手犬のボーダーコリーは飼った事があるが、2位のバーニーズマウンテンドッグとは70ポイントも歴然とした差があるので不正ではないと主張したい。)
 




生活エッセイ  一覧に戻る

yabesoy[at]mail.goo.ne.jp

〒249-0005 神奈川県逗子市桜山6-19-5

inserted by FC2 system