YABESOYの生活エッセイ  


住んでいる逗子のことやアートやデザインのこと、読んだ本など日記含め、いろいろ。



2018年9月段階で、暮らし始めて約半年、制作拠点にして4か月目と、まだまだ逗子ビギナーである。食事に関して言えば、主に週末の昼を逗子で食べる。
食べる場所を選ぶ際、意外にも、市が作成する広報誌(その名も「広報逗子」)や、逗子の商工会議所が発行しているグルメマップなどが大活躍で、今のところハズレへの遭遇はないので、信頼している。

まだまだ広報逗子やグルメマップに掲載されていて訪問できていない店が多い中、何度もリピートしている店がある。名前は「くくる食堂」、沖縄料理屋さんである。
逗子駅からはちょっと歩くが、新逗子駅からは徒歩3分ほどといったところだろうか。毎週の図書館通い場所が習慣の私にとって、逗子図書館のご近所というこのくくる食堂は最高の立地だ。借りた本を返し、また新しい本を借り、くくる食堂へ行く。席に食事が運ばれるのを待ちながらオリオンビール片手にのんびり読書。とても幸せなひと時。
こちらのおそばは、沖縄そばではあるけれどその中でも石垣島@八重山諸島のご当地そばである八重山そば。 沖縄そばは四角くてぶっといが、八重山そばはまるっこくてやや細身であるからか、ちゅるんと啜れて食べやすい。
私は麺類に対してはダイソンもびっくりな吸引力の持ち主のようで、啜る系の麺に関しては成人男性よりも早く食べ終わることが多い。味も大事だが、吸引を愉しむことも忘れない。そんな私を喜ばせるのがくくるのおそばである。

とはいえ、栄養バランスを気にするタイプなので、豚肉・麺・ネギ微量では無性に不安になる。 そんな時におすすめなのが、チャンプルー定食+ミニそばというセットである。

チャンプル―定食とは、日替わりのチャンプル―に、小鉢(もずくなど)、じゅーしー(かやくごはん)がついセットで、ちょっとお金を足すと、小さいおそばがつく。かやくごはんだの炊き込みご飯だのは大好きだがじゅーしー&そばという淡水化物Wはお腹が大変なことになる。

だが、どうしても麺は食べたい。そんな私は、「チャンプル―定食、おそばセット。ごはん抜きで、そば大盛り」という大変、面倒な注文の仕方をする。
「ミニそば」の大盛なので、せいぜい普通盛程度なのだが、このセット、完全に栄養バランスが調和し、また沖縄への憧れが満たされるのである。

「チャンプル―&おそばセット」の正規メニューが生まれることを痛切に祈っている。

くくる食堂
〒249-0006 神奈川県逗子市逗子4丁目1−21




生活エッセイ  一覧に戻る

yabesoy[at]mail.goo.ne.jp

〒249-0005 神奈川県逗子市桜山6-19-5

inserted by FC2 system